ブログ

108 幸運の女神の前髪をつかむ3つの方法

 

 みなさんは、「幸運の女神には前髪しかない」というヨーロッパのことわざをお聞きになったことがあるでしょうか。幸運(チャンス)は、向こうからやって来るときは、本当に幸運なのかどうかわからない場合がほとんどです。通り過ぎて初めて、「あっ、チャンスだった」と気づきます。でも、後ろに髪がないからつかめないのです。

 

 近づいてくるチャンスをしっかりつかむにはどうすればいいのでしょうか。占い師に聞く?それも一つの方法かもしれません。でも、占い師は、あなたの人生に責任を持ってくれません。自分の人生ですから、自分で決めるしかないですね。

 

 

 

 私は、幸運の女神の前髪をつかむ方法は3つあると思っています。

 

 まず、頼まれたことは断らずに引き受けることです。声をかけてもらえるのは、いいことです。時間が許す限り、他人からの依頼を引き受けていると、それがいつか花開くことがあります。

 

 私は、高齢者雇用を主要な研究課題にしていますが、このテーマに取り組むようになったきっかけは、滋賀県庁からかかってきた一本の電話でした。1990年代初期の話です。

 

 「労働省から補助金が出て、65歳までの雇用について検討する労使の委員会をつくるのだが、座長をしていただけないか」という依頼でした。

 

 30歳代半ばだった私は、高齢者雇用にはまったく興味を持っていませんでした。でも、頼まれたことは断らないという方針だったので、引き受けました。いまや高齢者雇用の研究は、私の重要なテーマになっています。

 

 2つめの方法は、ふだんから考え続けていることです。直面している課題から目を離さず、ずっと考えていると、ある日突然、解決策が見えてきます。それは、他の人との会話から出てくることもあれば、あるものを見たときにハッと気づくこともあります。

 

 考え続けていないと、チャンスが来たことにさえ気づかないという状態になりかねません。

 

 3つめの方法は、新しいことに挑戦し続けることです。何か新しい製品や技術が出てきたら、とりあえず手にとって使ってみることです。実際に手に取ることなく「これは自分には必要ない」とか「これは自分には向いていない」と言っていませんか?

 

 新しいことに挑戦するのは面倒です。でも、面倒くさがっていると、幸運の女神は通り過ぎてしまいます。女神の前髪をつかめるか否かは、他でもないあなた自身の決断にかかっているのです。

ブログメニュー(タップで開閉)open
再び100エッセー(42) 藤村100エッセイ(100) クロアチア(6) 事業仕分け(4) 働き方(35) 労働条件(5) 労働組合(5) 基本理念(2) 外国語(10) 社会のあり方(17) 職業能力(16) 雑感(18) 高齢者雇用(4)
アーカイブ
ページの先頭へ