本日のクローズアップ現代をご覧いただいた方々、どうもありがとうございました。途中、一カ所、とちりましたが、何とか役目を果たすことができました。
今回の話は、1週間前に突然やってきました。NHKの担当者から大学宛にメールが入り、それが私のところに転送されてきました。ちょうどヨーロッパ出張中だったので、担当者の質問に国際電話で答えました。
話が終わりに近づいた頃、「ところで、先生、当日スタジオに来ていただけませんか?」と言われました。
「えっ?私が出るんですか?」一瞬声が詰まりました
その日は、小さな研究会が予定されていたのでその旨を担当者に伝えたところ、「何とか調整できませんか?」と言われました。「これも何かの縁。では、調整して引き受けます」と答えてしまいました
4月2日に帰国し、入学式の日に打ち合わせをしました。そして、今日、16時40分まで大学院で講義をしてからNHKに行きました。
まずは、放映予定のVTRを見せてもらい、担当者とどういう話をするかを雑談風に話しました。18時20分頃、国谷キャスターが打ち合わせに来られました。いろいろな質問をされ、それに答えていく間に19時が過ぎてしまい、リハーサルをすることになりました。
リハーサルでは、とりあえず話題になっていることをすべて話してみましょうということになり、試したところ4分もオーバーしてしまいました。リハーサルが終わったのが19時半少し前です。それからメイクが始まりました。本番のVTRが流れています。もともとギリギリに行動する私ですが、その私でさえ、「このギリギリ度は私を超えている!」と思うような進み方でした
国谷さんが最初に話される内容は、あらかじめVTRにとってあります。19時30分から13分のVTRが流れる間に、先ほどのリハーサルを踏まえて、どう構成するかの打ち合わせをしました。一応、流れは決まったのですが、4分オーバーしたのを解消できるかどうか不安なまま始まりました
前半の話が終わったとき、予定時間よりも36秒オーバーで収まっていました。4分の短縮に何とか成功し、後半の話に入りました。
VTRの後、国谷さんが、2つの質問を続けて投げかけました。?日本企業の取締役会を英語ですることは他の企業でもできるのか、?留学生が短期で辞めることへの懸念をどう解決すればいいのか。
最初の質問に答えている間に、2つめの質問が頭の中から吹っ飛んでしまいました。そこで国谷さんが助け船を出してくださったので、何とかつなぐことができました
終わったとき、開放感と疲労感がどっと押し寄せて来ました。初めての生番組だったので、本当に緊張しました
終了後に記念撮影したのが添付の写真です。ハラハラ、ドキドキしましたが、とてもいい経験になりました
投稿者プロフィール

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法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授
法政大学大学院 職業能力開発研究所 代表
NPO法人 人材育成ネットワーク推進機構 理事長
詳細:藤村博之のプロフィール
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