数日前にソニーの電子書籍Readerを手に入れました。ずっと前から気になっていたのですが、年末だし、思い切って購入しました
この機器を購入した最大の理由は、古い小説をもう一度読んでみたいと思ったからです。夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介など、中学から高校時代にかけて読んだものを50代半ばになった目で再び鑑賞したいと考えました
広島の生家に帰れば、段ボール箱のどこかにこれらの作品の文庫本がしまってあるはずです。しかし、探すのが一苦労だし、たとえみつかったとしても読む気になるかどうかわかりません
その点、ソニーのReaderは優れものです著作権の切れた作品約1500冊が無料でダウンロードできるのです。これなら手間がかからないし、何冊もの本を管理する手間もいりません。
さっそく、森鴎外の『高瀬舟』、『寒山拾得』、夏目漱石の『門』、『彼岸過ぎまで』などをダウンロードして読みました。
ゆったりとした感じがいいですね。時代を感じさせる情景や表現も至高の趣があります
この年末年始は、100年前の作品に触れて、表現力を磨きたいと思います
投稿者プロフィール

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法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授
法政大学大学院 職業能力開発研究所 代表
NPO法人 人材育成ネットワーク推進機構 理事長
詳細:藤村博之のプロフィール
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